AT−90

1966年にヤマハから発売されたツイン90の最初のモデルです。
実用車として発売されましたが、高回転型の二気筒エンジンはレーサーのベースとしても人気があった。

現車は1966年の初期型で、写真の状態で当クラブにやってきました。

2型は、ヘッドライトやウインカーが大きくなってしまい実用車っぽくなってしまいました。

今回の整備で、マフラー内に溜まったオイルを奇麗にして気持ち良く走るようになりました。
今までは暖機運転で辺り一面真っ白になるほどの白煙がでましてが、今回の整備で白煙もかなり減りました。

気になっていたミラーは「HX−90」のを使いましたが、クランプタイプなので標準のネジ穴が残っています。
何とか他の良いミラーを探したいと思っています。

近日中にもう一台僕のところに来る予定です。
なぜかツイン系が集まってきてしまうようですね・・・。

2000年1月16日に撮影

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ノンレストア車なので錆びも目立ちますが、ぼくがこの状態で足代わりに乗っていました。
当時ジェットツインと呼ばれたエンジンは非常によく回るエンジンです。
いつもの公園での撮影ですが、曇っていたのが気になります。
純正のダブルシートは側面が白のツートンで、実用車らしからずおしゃれに見えます。
小さなテールランプがオシャレですね。
ブレーキランプは、フロントブレーキでは点灯せず、リアブレーキのみで点灯します。(標準でスイッチが無いだけですが危険なので流用して付けようと思っています)
ちゃんとツインしてるでしょう。
小さいエンジンから2本のマフラーが出ています。
端正なデザインですね。
サイドカバーの後ろ側に見えるのがメインスイッチです。
ポイント側のなんと出っ張っていること。
2本のマフラーの後端が斜めに切れているのが見えますか?
テールランプも小さくて良いデザインです。
こちらのサイドカバー内部がオイルタンクになっています。
実用車なのにきちんとキャブが2つ付いています。
チョークレバーをつなぐロッドに手の込んだ作りを感じます。
フレームのベースが「YG−1」と単気筒なのでエアクリーナージョイントが二股になっています。
きれいなキャブでしょ、外観は全然レストアしないでエンジンや走行系だけをレストアして走ってたんですよ。