「サスペンションブラケット」の情報

やっとのことでヤマハ小排気量ツインに社外品のリアサスを取り付けるブラケットが完成しました。
今まで2種類の試作品を作ったのですが、強度的な問題とデザイン(これが一番!)の問題から量産(いくつ売れるか!?)にいたってはいませんでした。

やっと今週、仕上がってきた試作品三代目はかなり満足のいくものでした。
テストはHXで・・・と思ったんですが、すぐに走れる状態のHXがなかったんでいつものRD90君に組むことにしました。
寸法を見る限りはHXとRDのスイングアームはまったく同じです!

下の写真ではチェーンカバーを外してありますが、手持ちのカヤバサス(RD50レーサーから拝借)を使った場合はどうしても当たってしまうんです。

ちなみにRD90の純正サスは全長約325mmです。(HXも同じです)
今回使ったサスは280mmのカヤバなので合計で312mmになりました。
実際に長さは短かくなっていますが、純正に比べるとはるかに腰の有るサスなので気になりません。
量産品では穴間を3mm増やして35mmにしようと思っています。
そのため、市販の285mmのタイプとの組み合わせで全長320mmになります。

この穴間の寸法は色々と考えましたが、当然のように短い方が強度的にも有利なのでこの数値にしました。

2002年3月21日撮影 .
これがブラケット本体の写真です。
向かって右側がスイングアームに固定する方です。
2枚の小判型の金具をつないでいる部分で固定する角度を決めています。
二つの穴間は32mmです、つまり使用するサスの長さプラス32mmになります。
量産品では穴間を35mmにする予定です。
実際にRD90に取り付けた状態です。
まだ、塗装していないので金属の地のままです。
製品版の仕上げはメッキにしようと思ったんですが、予算の関係でシルバーにしようと思っていますが、いかがでしょうか?
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画像をクリックすると拡大した写真が見られます。
HXで寸法を取っている時の写真です。